3つの学習スタイル − スクールを利用するメリット
資格スクールを利用するメリットは何でしょうか?主に次のような点があります。
- 合格ラインに必要十分な知識を効率的に学習できる
- テキストだけでなく講師の説明があるので理解が進みやすい
- 分からないところや学習方法について質問・相談ができる
- アウトプット学習を自然に取り入れることができる
- 解法テクニックや問題を解くコツを教えてくれる
- モチベーションが保ちやすい
- 自習室を利用できる
合格ラインに必要十分な知識を効率的に学習できる
行政書士試験では、法令科目では憲法、民法、行政法など、膨大な量の法律を学習しなければいけません。さらに、一般知識科目では、政治経済に関する一般常識や文章理解に関する力も幅広く問われます。
仕事や家事と両立しながら、広い試験範囲を一から独学で勉強していたのでは、勉強時間がいくらあっても足りないでしょう。その点、スクールの講座は、最近の出題傾向や出題形式などを分析した上で、試験範囲の中でどのような項目に重点を置いたらよいか、どんな方法で勉強したら最も効果的か、という観点から練りに練られています。
無駄なく、無理なく合格するためには、スクールや通信教育を活用するのがとても効果的です。
テキストだけでなく講師の説明があるので理解が進みやすい
行政書士試験の学習では、日常の仕事や生活の中では触れることの少ない、難解な条文や法律用語が次々と出てきます。法律学習の経験のない人が、市販の法律書やテキストで勉強するのは、かなり大変ですし、「試験に合格する」という目的のためには非常に非効率です。
スクールの活用により、テキストを読むだけでなく、「教えるプロ」である講師の講義や解説を聞くことで、初めて法律を勉強する人でも、合格に必要な基本的知識を着実に身につけられます。
分からないところや学習方法について質問や相談ができる
市販のテキストを読んでいきなり全て理解できる人はいないでしょう。勉強中には当然理解できない箇所が出てきたり、勉強の進め方について相談したくなるものです。分からなければすぐに質問や相談をして解決できるというのもスクールのメリットです。
アウトプット学習を自然に取り入れることができる
試験勉強はテキストを読めばよい、というものではなく、過去問や答案練習、模擬試験などのアウトプット学習を積むことではじめて得点できる力が身に付きます。特に、行政書士試験で出題される記述式問題は、理解した知識を簡潔にかつポイントを外さずに文章にまとめるアウトプット力が必要になります。
スクールの講座には、独学では不足しがちなアウトプット学習がバランス良く盛り込まれています。
解法テクニックや問題を解くコツを教えてくれる
資格試験の出題形式には、資格ごとや科目ごとにそれぞれ特徴があります。行政書士試験であれば、択一式・多肢選択式と記述式があり、科目ごとに配点も異なります。
他の受験生に差を付けるためには、出題範囲の知識を理解したり暗記するだけではなく、科目ごとの時間配分や、出題形式に合わせた解答方法のコツなどの試験テクニックを身に付けることも重要です。資格スクールを利用するメリットの一つとして、こういった独学ではなかなか入手しにくい試験対策ノウハウやテクニックを提供してくれる点があります。
モチベーションが保ちやすい
資格試験の勉強は根気がいります。一人で勉強しているとどうしても途中であきらめてしまいがちです。その点、スクールを利用すれば、同じ資格を目指す勉強仲間ができたり、スクールのバックアップやサポートが受けられるので、本試験まで頑張り抜くモチベーションを保ちやすくなります。
自習室を利用できる
最近は社会人の勉強ブームで、喫茶店などではどこでも勉強している人をみかけます。街中でも有料の自習室などが増えてきました。
資格スクールでは、大手を中心に自習室を備えているところが多くあります。環境の整った勉強スペースを利用できるのもメリットです。
資格スクールは独学と比較すると費用はかかります。しかし、スクールのカリキュラムをきちんとこなせれば、どんな試験でも必ず合格できる、と言っても言い過ぎではありません。
管理人も、資格スクールのおかげで、多くの資格試験で合格を手にしてきました。確実に合格したいのであれば、やはりスクールを利用すべきだと思います。