3つの学習スタイル − スクール通信講座のメリット・デメリット
資格スクールの行政書士講座を受けたいが、近くに学校がない、仕事が忙しい、学校に通う時間がない、マイペースで勉強したい、という人のために、各スクールでは通信コースを用意しています。メリット、デメリットは次のとおりです。
スクール通信のメリット
- 好きな時間、好きな場所で勉強できる。
- 会社や自宅の近くに受けたい資格スクールがなくても、通学コースと同じ講座を受けられる。
- 通学時間や費用が節約できる。
- 講義教材(CD・DVD・Webなど)があるので、分からないところは何度でも見たり聞いたりできる。
- 自分のペースで勉強できるので、予備知識がある場合は通学よりも効率的。
- 通信生であっても、一般的にはスクーリングや自習室を利用できる。
スクール通信のデメリット
- 一人で勉強するため、孤独になりがち。
- 自分で学習スケジュールを立て、きちんと管理していく必要がある。
- 分からないことがあった場合、その場で質問ができない。
- テキストや教材を送付してもらう分、通学コースより割高となる場合もある。
- 実際の試験の雰囲気を味わいにくい。
- 講義教材の内容はスクールごとに異なる。(音声のみで映像はない場合や、DVDが通信生向けのスタジオ収録ではなく教室講義の再録の場合など。)
- 直前期には、通学コースの受講生よりも教材や資料の入手が多少遅くなる場合がある。
スクール通信のデメリットを補うコツ
最近はWeb通信もある
スクールの通信コースというと、かつては教材を全て郵送するパターンがほとんどでしたが、最近は、インターネット経由で受講できるWeb通信やダウンロード通信を選択できるスクールが増えています。通常の通信コースと比べると、資料の送付が少なく割安です。
また、通学した場合の交通費などを考えると、通信が一概に高いとはいえない面もあります。
スクーリングや自習室を活用する
スクールの通信コースの場合、多くのスクールでは通学生と同じ講義や答案練習、模擬試験などを実際にスクールで受講できる制度(スクーリング)があります。また、通学生と同じように、スクールの自習室を利用できることも多いです。
勉強のモチベーションアップや、本試験の雰囲気を体験するためにも、これらをうまく利用してください。
質問制度を活用する
通信コースの場合でも、質問シートやメール、電話等で質問に答えてくれるスクールがほとんどです。勉強の最中に分からないことはどんどん質問しましょう。ただし、講座によって質問回数に制限があったり、回答をもらうまでに多少時間がかかる場合があるので注意してください。
行政書士試験の通信講座を開講している代表的な資格スクールについて、以下で特徴やおススメポイントを解説しています。