1. HOME
  2. 行政書士試験の勉強法
  3. 行政書士勉強法(その1)

行政書士試験の勉強法 − 行政書士勉強法(その1)

まずは法令中心に

行政書士試験において、法令科目の問題数は60問中46問、配点は300点中244点(80%以上)と非常に大きな割合を占めます。法律を扱う資格ですので当然ですが、法令科目で得点できない限り、行政書士にはまず合格できません

初学者の方は、まず法令を中心に基礎固めをしっかり終えてから、一般知識の勉強に移るとよいと思います。

民法、行政法を重点的に

法令科目の中でも、配点が特に大きいのが民法と行政法です。300点満点中、行政法は112点、民法は76点の配点があり、この2科目だけで、総得点の6割以上となっています。「民法、行政法を制するものが行政書士試験を制する」と言われるのはこのためです。

さらに重要なのは、1問20点の記述式問題が民法・行政法から出題されるということです。与えられた選択式から選ぶのと、白紙に文章で解答するのでは必要とされる理解力が大幅に異なります。

行政書士試験に合格するためには、全てを理解し、覚えているかどうかは要求されません。重点的な出題箇所や、問題形式、配点割合などの科目ごとの特徴を踏まえて、効率的に勉強することが大事です。

法令は各科目の特徴を踏まえた学習を

法令科目では、憲法から会社法に至るまで、数多くの法律が出題されますが、これらの法律は、一つ一つが膨大な量にのぼります。1年程度の学習時間で全ての条文や判例に目を通すことはできませんので、あくまで「試験合格」に必要な知識をポイントよく勉強することが大切です。

◎法令等各科目のポイント

<基礎法学>

法の解釈や学説等について幅広く出題されるので勉強範囲が絞りにくい。問題数も少ないため、優先順位は他の科目より低くなるが、他の受験者に差を付けられない程度の知識レベルが必要。

<憲法>

条文、判例の正確な知識が重要。最近は単に覚えているだけでは解けないような、考えさせる問題も出題されている。

<民法>

条文、判例がそのまま問われるのではなく、事例に当てはめた上で出題されることが多い。理解力の深さ、覚えた知識を応用できる力が問われる。法律としては膨大なので、行政書士試験で良く出される重要項目を深く勉強することがポイント。早めの時期から問題を解く練習をするとよい。

<行政法>

条文、判例の正確な知識が重要。配点が大きい一方で苦手な人も多いので、行政法が得意になると差がつけやすい。複数の法律相互間の手続の違いや、最新の法改正情報もカバーする必要がある。

<会社法・商法>

民法同様、範囲が広い。重要な部分に絞って効率良く勉強する必要がある。